Eternalsky

悪夢からの幸せ

テンションが上がったままで、皆と話していたときだった。

『うん!だよね〜!アハッ!・・・ウッ。キモチワルイッ・・オェッ・・。』
急に吐き気が全身を襲った。

多分まだ酔っていたのだろう。

「えっ!ちょっ!あっ・・・。えっとー・・まず大丈夫?」

テンパっている亜蘭が聞いてきた。

『ウッ・・・ダ・・・イジョウ・・・ッジャナイ・・カモ・・・・・。』

「ちょっとまってて。もうすぐサービスエリアだって先生が言ってたから、ちょっと我慢して。」

冷静な蒼唯が声をかけてきた。

翼沙はずっと、大丈夫?と言いながら背中をさすってくれている。
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