君のウタ、僕のウタ。
それからしばらく
メールでの会話が続いた。

何度かあの日のメンバーで会おうとしたが
それぞれ仕事の時間が合わなかったり、会ったけど物好きさんは
来なかったりと
結局会えずに時間は流れて行った。

しだいに連絡しなくなっていった。

大事ものほど壊れやすく無くしやすい…

分かってたはずなのにちゃんと
繋ぎ止められなかった。


私の中で、それはもう恋心を通り越して…
何か大きなものに包まれた。

今も色褪せる事なく
ふと君の事想い出すんだ。

私の何よりも大事な1ページ
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