レモン白書~チャラ男との命がけの恋~

 「仙崎さん、よろしくね。」


前の席の子が振りかえる。


 「えっと……」


 「わたし、木村 麗。 麗って呼んでね。」


 「わっわたしの事は檸檬って呼んで。」


 「檸檬ってかわいい名前だね。」


 「そう???」



何でこんな名前付けたのってママに聞いた事がある。

檸檬なんて名前好きじゃなかった。

由来を聞くまでは……


 「レモンはね。檸檬の誕生日11月12日の誕生花なの。花言葉は心からの思慕、熱意、誠実な愛。 素敵でしょう。 」


自慢げに話すママ。

少しだけ自分の名前が好きになれたんだ。






 




< 15 / 191 >

この作品をシェア

pagetop