鏡の中の僕に、花束を・・・
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踏切の警報器が鳴り止まない。ここは開かずの踏切だ。いつまでも五月蝿く鳴っている。それはこう言っていようだった。
“死ねばいいのに・・・。”

僕は人生に絶望していた。理由は簡単だ。何をやってもうまくいかないからだ。人間、何か一つくらい、得意な事があってもいいはずだ。しかし、僕にはない。生まれてから一度も、うまくいった試しがない。絶望しても、誰にも文句は言われないはずだ。
さっきも駄目だった。
せっかく入ったバイトをクビになったのだ。
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