あふれる想い
なんでっ!?

美佳side

それから毎日コウと登下校するようになった。

「おはよう!コウ。」

「美佳早いな。いつもとなんか違う。今日の美佳と毎朝遅れる美佳。」

「うふっ。」

「なんだよ。気味悪い。」

「はいこれ。」

って言ってコウに袋を渡した。

「?」

コウは頭の上にはてなを浮かべながら首をかしげた。

「誕生日おめでとう。」

今日はちょっとおめかししてみた。

「 忘れてた。今日初めて言ってくれたの美佳だよ。プレセント開けていい?」

小さくうなずいたとたんにコウがプレゼントを開けた。

「マフラー?」

「うん。手編みなの。似合うかな?」

って聞いてコウの首に巻きつけた。

「よかった。以外に白似合うねコウ。」

「ありがとう。」

って言ってキスしてくれた。

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