ヒーロー フロム ザ アトランティス





オリンピック独占中継を手中にしたアメリカCBA放送は、ハクの出演する番組がゴールデンタイムはもとより早朝深夜までも高視聴率を記録しているのに目を付け、特別プロデューサーとディレクターを派遣した。



「イルカショーとか、いま流行のヒーリングを扱った番組に、ゲストとして出て頂きたいのですが・・・」



「よかろう、どんどん宣伝してくれ。そのぶんメダルの重みも増す」


ジャックは進んで請け合った。



ハクはジャックが喜ぶならと、なんでも引き受けていた。



ただ一人メアリーだけが、不安そうに事の成り行きを見守っていた。
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