ナンパ男との恋 2巻
第二章 現実の裏側
泊り込みの仕事になると言って
仕事に出かけてから

4日が過ぎた・・・

輝樹の電話は通じず・・・・

ますます不安は募る。

そんな時、

「おいっス、お姉さん
送っていきましょか?
それとも
俺の家に来ますかー?」

なんて明るい声の
いとこくんに
学校帰り 話しかけられると

お兄ちゃんに会ったような錯覚に陥り

ホイホイついていってしまう私・・・

完全に ダメ女だ。
 


「俺さぁ・・・思うんだけど」

「なに・・・?」

「春菜ちゃんが そんな不安になるのって 愛されてる自信がないからなんじゃないの?」

痛い所を突かれた・・・・
           かも。

「浮気されっぱなしで
自信なんてあるはずないじゃん」

こんなに浮気されてばかりじゃ
自信はなくなる一方だ・・・

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