five

隣の子と店を出た。

恋愛じゃなくてもいいんだ。

寂しさと欲望だけ満たされればいい。

ただ、一人でいるのは苦手。


つい、人の温もりを求めてしまうんだ。





「もう、帰りますから!」



どこかで聞いた事のあるような声だ。



< 59 / 84 >

この作品をシェア

pagetop