青い瞳のガレア
「ねえ、相手探しはともかくとして、指輪の核石だけでもみつけておいた方がいいんじゃないかな」

 契約の指輪には、絆を繋ぐ核となる石をはめ込む儀式が欠かせない。

 魔族の目には、核にすべき石が光の鼓動を刻むのが見える。

 ただ、その石がどこにあるのかは分からないため、ガレアも自力で探すしかない。

 シャーラステアは、ガレアがこの頃月ばかり見ているのが気掛かりだった。

 核石探しより大事なことなのか。

「ガレア、何か天啓でもあったの」

 天啓とは、強い力を持つ魔族が感じる何かの予兆。

 概ね、天啓は悪い異変の前振れであることが多い。
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