心を溶かしたのは君だった
騒がしくなった、教室を静まらす為、鈴川が咳払いをして、話し始める

「あーー、じゃあ、神原は、ハルヒコくんの隣に座ってくれるかな」


先生のつまらない冗談もテンションのあがっている、生徒を笑わせるには十分であった。


また、笑いに包まれ、あゆは呆れ顔で、担任をみる

「はい」
そういって、あゆは春樹の横の席についた。


そしてばれないように小さくため息をまたついて、カバンから教科書や筆箱を出し始める。


−本当にこれ以上は関わりたくない。極力話さないようにしよう
そう決めて、前を向いた



< 12 / 177 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop