双子☆Love
「……そっか。」


優ちゃんは、少しだけ笑ってそう呟いた。


「でも梨香にちゃんと僕の気持ち、伝えられたからそれでいい。ちゃんと考えてね。」



「……うん。」



優ちゃんはそう言って立ち上がった。




「じゃあね。一緒にいてくれてありがと。」



優ちゃんは私の頭に手を乗せて笑い、行ってしまった。





……私、すごく恵まれてる。




佑樹と優ちゃん、二人ともこんな私のことを好きだって言ってくれる。





私は、それだけで存在している価値がある。




転校してくるまで、誰かに好かれるなんて想像もしなかった。





……でも、いつかは自分の気持ちをはっきりさせないといけないんだよね。




そうじゃないと、二人とも悲しませる。



でも、気持ちをはっきりさせても




どっちかを悲しませることになっちゃう。




……どうしたらいいんだろう。
< 141 / 266 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop