双子☆Love
「……梨香。」



ふと背後から私を呼ぶ声が聞こえた。



「……佑樹。」


佑樹は、ベージュのコートを身にまとって私の後ろに立っていた。




「寒くないか?」



佑樹はそう言って、マフラーを私の首に巻いてくれる。



「あっ、ありがとう……。」



佑樹は、さっきまで優ちゃんが座ってた私の隣に腰をおろした。




「……佑樹は寒くないの?」



「俺は大丈夫。梨香が寒くないなら、それでいい。」



佑樹は夜景を見ながらそう言った。



それから少しの間、どちらもしゃべらなかった。


「……夜景が綺麗だね。」


沈黙に耐えきれずに私からしゃべっちゃった。



「……あぁ。」



佑樹はぶっきらぼうに返事をしただけ……。



……どうしたのかな?
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