双子☆Love
今の私にとって、すごく衝撃的な内容だった。



結花ちゃんが佑樹のことを好きだったのが、過去の話だとしても。




「……佑樹と優介の過去の話は、優介から聞いてる?」




「うん。……でもどうして知ってるの?」




「優介から聞いたの。」




「そっか……。」



すごく複雑な気持ちだった。




「……佑樹たちの両親が離婚して、佑樹が私から離れていこうとしたときに私が気持ちを伝えていれば、今は違った未来だったかもしれない。」




「……どうして、気持ちを伝えなかったの?」





「……怖かったの。告白した途端、私たちの関係はどうなっちゃうんだろうって。もしかしたら、今までより遠い関係になってしまうかもしれない。そう思ったら、告白なんてできなかった。そしたら……」




結花ちゃんは、言葉に詰まっているように見える。いや、もしかしたら言葉を慎重に選んでいるのかもしれない。




「高校の入学式で会った佑樹は私の知ってる佑樹じゃなくなっていた。」




……優ちゃんが言った通りだ。結花ちゃんもやっぱりショックだったんだ。




「……佑樹は、女の子と付き合いだして。いっつも誰かと一緒にいた。私はいつもそんな光景を見て、胸を抉られるような気分だった。」



……結花ちゃん。
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