双子☆Love
……柄にもなく、昨日は寝られなかった。




梨香の髪、すごくいいにおいだった……って、何か変態みたいだけど。



梨香も俺を拒否しなかったし、すごくドキドキした。



あんなに好きな女を抱き締めるのって、幸せで気持ちになるんだ。




昨日は、ちょっとだけ積極的になったな。





だから、少しダルいけど寝坊はしなかった。




……梨香に会えれば、きっとこのダルさも吹っ飛ぶ。



そう思って、俺は朝食を食べに行った。




「……あれ?」




うちのクラスはみんないるのに、梨香の姿が見えない。




……寝坊か?いや、結花が一緒の部屋でそれはあり得ない。




「おい、結花。」




俺は、見事な洋食バイキングを食べている結花を見つけて、話しかけた。




「なぁに?私の朝食を邪魔しにきたの?」




「違う。梨香は?一緒の部屋だろ?」




今日は、小樽の散策もあるんだ。



早く、梨香の笑顔が見たい。
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