双子☆Love
「うーん、熱以外の症状は見られないね。とりあえず、解熱剤を出しておくから、それを飲んで今日はゆっくり休みなさい。じきに熱も下がるはずです。」





病院で、私と優ちゃんは全く同じ診断を受けて、全く同じ薬をもらった。





「……頓服薬?優ちゃん、頓服薬ってどういう意味?」



私がもらった薬の袋に書いてあった言葉の意味を優ちゃんに聞いたんだけど……




優ちゃん、何か悲しそうな顔をして返事してくれない。




「優ちゃん?」




優ちゃんの肩を叩いてみた。




「えっ?何?」





……何か変な感じだなぁ。




「須藤さん、松井くん。ホテルに行くわよ。」




「はーい。」




優ちゃんはやっぱり無言のままだった。
< 186 / 266 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop