双子☆Love
「さぁ、これで全ての出場者が歌い終わりました。先生方、審査をお願いします。」



司会がそう言って、先生たちの協議が始まった。



「誰が優勝するかしら?」


「僕は結花が一番だったよ!」



「ありがと。悠斗も素敵だったわよ。」




私は、優勝が誰かなんて考えてる余裕がなかった。




自分の顔が赤いことや、鼓動が速いことを抑えるので必死だった。




「さぁ、結果が出たようです。山下先生に発表をしてもらいます。」




山下先生は、女性の国語の先生。



話なんかも聞いてくれて、生徒からの信頼も厚い。




「みんな素敵でした。甲乙つけがたいって言うのは、こういうことですね。」




山下先生はそう言って、微笑んだ。



「では、第3位。D組の斎藤さん。」



結花ちゃんだ。




「良かったね!結花。」



「ありがと!」




……見てるこっちが恥ずかしい。
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