双子☆Love
「じゃ、梨香。頑張りなさいよ。」

結花ちゃんが私に言う。


「うん。」



牧場に着いて、私はみんなの列に入らず、バスの前に立って、



みんながバスの周りからいなくなるのを待っていた。



「……梨香。」



「わっ。びっくりしたぁ……佑樹は行かないの?」




突然、佑樹が話しかけてきたからびっくりしちゃった。



「……梨香は行かないのか?」



「うん……私は少し、やらなきゃいけないことがあるから。」




私がそう言うと、佑樹はあからさまに眉間にシワを寄せた。




「……そっか。じゃあ、また後で。」




「……うん?」




……佑樹。



心配かけてごめんね。



でも、私は決めたの。



もう少し待ってて。
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