CHANGE
誰か向こうから来る…

「なあ宮本」

「なに?」

「向こう」

そう言って人を指さした

その人は、こっちへ近づいてきた

「健くん?」

「里山?」

里山由香里…
最後な話したのは
高1の時か

「やっぱ健くんだーっ偶然だね?どうしたの?」

「いや、変なメールきたからよ」

「私もだよ!!」

は?里山も?こんな偶然ってあんのか?


「えっと誰?」

「あっと、健くんの元カノです!今彼?…」

「違います、バイト先の友達?」

俺ら友達か?…

「そうだよ!!」

「そうなんだっ」

僕の気のせいだろうか
彼女が今嬉しそうな顔をしたのは…

「あのー…」

「わーっ!!!」

そろって宮本と里山は、声をあげた


誰だ?

そこには、見知らぬ地味ーな高校生が立っていた

いつからいたんだ…?

「すすすすいません…おっ驚かせてしまって…」

ななななななんだこいつ…(汗

「だっ大丈夫…だけど、どちらさま?」

宮本は、疑うようにそう言った

「僕は、竜崎直樹…君達は、こっここでなにをしているの?」

「意味不明なゲームの参加者さ」

僕は、川に石ころを投げて言った

「僕もだよ…」

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