傷だらけのラブレター



『あはっ、大丈夫!』




だからこそ、おどけてみせた。



ツッコミたいけどツッコめない。


そんな状況に、美嘉は困ったように、私を一直線に見つめてる。




…ねぇ、美嘉。



今は知らないフリをしていて、いいんだよ?




『一年生でしょ?誰なんだろー。』




自分から話題を出して、私は大丈夫ですよアピールをする。



泣きたいくせに強がって笑うのが、ごまかしたい時の癖になっていた。





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