初恋少年・少女

決着




「おはよう。」


次の日、望は普通に私を迎えに来てくれた。



「おはよう。」



私も普通に振る舞おう!



それからなにげない会話をしながら学校へ行った。




ガラッ



「みんな、おはよう!」


おはよーと言う声がたくさん返ってきた。



そこに、安藤くんが私の方へ歩いてきた。



ま、また何かされる……!?



「…そんなに怯えないで。昨日はゴメンな…嫌がってるのにあんなことして。」



「……うん。でもね、昨日言ったように私の気持ちは変わらないから。」



「分かってる。だけど望、お前が結城さんを泣かせたら、その時は俺が奪うから。覚悟しとけ?」



「……んなことしねぇよ。惚れた女なんだから///」



……ドキン……ドキン


しっ、心臓の音すごい…


どうしよう…。すごく、すごく


「嬉しい………///」



私今ぜったい顔真っ赤だ。



「二人とも顔真っ赤!!かーわいー♪」



安藤くんがからかってきた。もう!!



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