猛獣に射抜かれる様な愛


気付いた所で何になるって言うの。家族が帰って来る訳じゃない。あの日はもう戻らない



ならば気付く必要なんてない



私は私、今までの様にただがむしゃらに仕事をするだけ。ただそれだけだと思いたい…








それにしても矢斗遅いな。もしかしたら、今宵はもう帰って来ないかもしれない?



そうだわ。帰って来るとは限らないじゃない。矢斗は矢斗のプライベートがあるんだから



何かこれじゃ、矢斗を待ってるみたいじゃない…馬鹿みたいね



身体を壁側へと向け瞼を下ろし眠る事に決めた。余計な事考える前に眠ろう。それが一番よ。



< 185 / 333 >

この作品をシェア

pagetop