猛獣に射抜かれる様な愛


「ねぇ、もし譲が本番したって言ってたらどうしてた?それでも私に伝えてた?」


「当たり前だ」


「そっか」




いやらしい事されていたとしたならば、きっと無理矢理病院へ連れて行かれてたんだわ私



矢斗の事だもの、絶対そうに決まってる。それが矢斗なんだから




「少しでも寝るぞ」


「ええ、そうね。おやすみなさい」




矢斗も私も自室へ入るとベッドへ入り瞼を閉じる



あぁ何かこの感じ、眠れそう



矢斗が隣りの部屋に寝てると思うと、それだけで何かほっとするし安心する。



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