【続】WolfPrince1




ん?




俊に渡されたスーツの上着を(仕方なく)はおった。




しかし俊の顔はとても真っ赤。




もしかして…熱?


「ば…っ!
何すんだよ、海子。」




私の手は思いっきり叩かれた。




ただ額に乗っけただけなのに。



それに



「熱あるのかなぁ?」



って心配してあげたんだよ!




それなのに、そんな態度取るなんて…。




傷つくよ。



いくら俊の恋人でも私は正真正銘のレディなんです。



心はガラスのハートなの!((?



「もう、俊ってば。
海子ちゃんかわいそうだろ。
そんなあからさまに反応するなってば。
ま、可愛いけどな。」




可愛い?




どういうこと?








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