【続】WolfPrince1





「海子っっ!!」




「あ、俊くん。
おいで…-海子の声見てあげてよ。」




俊と淳太くんがこっちへ歩いてくる。




そして俊は自分のスーツの上着を脱いだ。



「ちょっと!
なんで脱ぐの!?」



「馬鹿。
コレを着ろ。
んで前のボタン全部閉めろ。」



え。




もう!!俊の考えてる事が全く分からないよ。




「愛だね…-。
海子ちゃん、幸せだね。
こんなに愛されて。」



「うっせーよ!
淳、だまらねーとその口に俺の拳。
飛ぶぞ?」



「え!
あ、でも俊のだったら嬉しいかも。」



「頼むから、本気で黙ってくれよ。」







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