【続】WolfPrince1







「はぁ~、2人とも。
いいなぁー、彼女。
俺らも早く欲しいよ!!
な、豊?」



「え…いや。
俺は…別に。」



ごもってしまう豊くん。




卒業式の時。




豊くんも誠也くんも大勢の女子に囲まれていた。




誠也君は好みのタイプの女子が見つからずに肩を落としていた。




しかし、豊君は。









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