【続】WolfPrince1







ちー。




どうしてそこまで愛してくれるの?




どうしてそこまで俺を見ていてくれるの?




「怖かったよな。
悪いな、怖い思いさせちまって。」



「…ううん。」





俺は腕の中でなくちーを抱きしめた。





ちーは小刻みに震えた。



「可愛いよ、ちぃは。」





可愛すぎる。










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