七日間ゲーム
「はい、もしもし」
『あ、琉嘉、今どこ?』
「家にいるよ。今帰ってきたとこ」
『あ~良かった。安心したわ。昼ごはんは食べたの?もしまだなんだったら昨日のカレーがあるから』
「さっき駅前のマックでハンバーガー買ってきた。今から食べるの。昨日のカレーは夕ごはんに食べる予定」
『あ、そうね、良い考えだわ。お母さん夕ごはんのこと考えてなかったわ』
そう苦笑した。
「お母さん……仕事大丈夫?一応、会社も同じ市内だし気を付けてね?」
『分かってる。そっちこそ、あなたたちの同級生ばかり巻き込まれてるんだから気を付けなさいよ?』
「うん」
『じゃあ、仕事の続きしなきゃいけないから電話切るわね?』
「うん、じゃあね」
琉嘉と琉嘉の母親は電話を切った。