七日間ゲーム


置き忘れていたケータイを取り、ポケットに放り込んだ。


そして何気なく、フッとミラーに映る自分を見た。


すると、後ろを誰かが通ったのだ。


芽依は寒気がした。


怖い話の再現ドラマは、振り返りると幽霊が出た!みたいな感じになるので、怖くて、そのまま外に出ようとした。


すると………



目の前に、怪しく笑う幽霊的な誰かが、芽依の前に立っていた。


「いやぁぁぁ!!」


芽依はあまりの恐怖に叫んだ。


その幽霊的な誰かは、手を広げ、芽依の目に手を当てた。


すると芽依の身体はビクンと大きく揺れ、意識が飛ぶような感覚が襲った。


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