救いの手
プロローグ



神音、笑ってもいいよ。




神音と出会った瞬間

運命を感じる相手だと思ったんだよ。

なんか、赤い糸では無い他の糸と繋がってると思った!

多分、神音は緑が好きだったから緑の糸で繋がってるのかな?

何度も喧嘩してあたし達の糸が切れそうになった時がいっぱいあったよね。

ごめんね。

あたし、子供だからいつも神音があたしの為にしてくれてる事なのに怒って喧嘩して。

いつもいつも、あたしが悪いのに神音が謝って。

本当に迷惑ばかりかけちゃって

だけど、あの時は本当に嬉しかった。

けどね・・・

あの事が起こってあたしは自分の事をせめつづけたんだ。

その度に神音はあたしの傍でずっと背中をなでて泣きながら

「天愛は悪くないよ」

ってずっとあたしが泣きやむまで待っててくれた。





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