夕陽


「勝手に人の部屋はいってくんなよ!」


平助が負けじと言う。


「「いやいやあなたの部屋じゃないでしょ」」


華麗に左之とハモる。ばっちぃ!


「おい聞こえてるぞ」


「まぁ枕絵なんて見てないで早く準備してよ?」


「「あいあいさっさー」」


「そのネタ飽きた!」




・・・・・・・・・・・・・



小説は便利である。時間すぐ経つもん!

と言うことで今から島原へと出発!進行!



「いやぁ!池田屋での活躍ぶりはなかなかだったぞ智咲くん!なんていったってあの吉田稔麿を倒したんだぞ!!ガッハッハ!」


近藤さんが嬉しそうに笑う。


「・・・いや、それ程までじゃ・・・あっ、すいません。」

ドン、と誰かにぶつかった。

「気い付けろ。」


そう言ってぶつかった人は人込みに消えていった。

そのときは、深く考えていなかった。



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