BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
それでもドライヤーで髪を乾かし続けてるとハヤトはあたしからドライヤーを取り上げた。



ドライヤーを切られて静まり返った部屋。



あたしは仕方なくハヤトに視線を向けた。






「なに?」


「金」


「ない」


「嘘つけ」





金はあってもあんたに渡す金なんかないよ!






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