その先へ
【占いの館も同時オープン!!】


と載っていた。


「占い?」

「そう!!この占い師さん有名で超人気なの。そんな人がこの遊園地と1年間専属契約したんだって!!凄くない!?」


正直、凄さがピンと来ない。


「ふーん、そうなんだ」

「あれ?ジュンは占いに興味ない?」

「うーん…あんまり」

「えーっ!?」


カノンがもの凄くビックリした顔をしている。
逆にそんな彼女の表情にビックリして止まってしまった。


興味ないってそんなにおかしいことなのかな。


占いなんて誰にでも当てはまること言ってるだけだと思っているし、そんなの簡単に信じる人は馬鹿だなって思ってた。


でも、まさかカノンがこんなに占い好きだなんて…。
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