甘い俺様~続~
「あ、あなたが萌亜ちゃん?」
すると急に萌亜に話しかけだした。
「えっ・・あ、うん。」
びっくりして動揺を隠せない萌亜。
話してんじゃねーよ。
つい、
イラッとした。
男じゃなくて・・・女なのに。
「私、相田紅葉っていうの!!」
「わ、私は木下萌亜です。」
丁寧にいう萌亜に相田はにこっと笑った。
「私ね!神崎くんのことが好きなの!!」
「えっ?」
「だから、あなたには負けないから♪」
は?
急にきて何いってんだよ。
そして相田は
じゃあね、神崎くん♪っといって教室を出て行った。
俺と萌亜の間には微妙な空気が流れる。
俺から・・・。
話しかけたほうがいいよな・・・。
「もa・・「みんな席につけ~~!!!」
話しかけようとしたとき。
担任が入ってきた。
ちっ。
タイミングわるっ。
担任の話が始まったけど
俺は萌亜のことで頭がいっぱいだった。