ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
すると、エイトは大きな手であたしの頭を撫でた。
まるで泣いている子供にするように。
「ごめんね」って。
「なんであたしがいるって分かったんですか」
「だって、さっきメール来たもん」
ああ。そっか。
「あの資料は完璧。だから手直しなしです」
「ほんとですか!」
エイトが極上の笑顔を見せる。
素直に、嬉しい。
今までエイトは重箱の隅をつつくように、あたしに説教しまくってきた。
『小姑エイト』って小声で何度突っ込んだことか。
あのスパルタエイトが、仕事のことであたしをほめてくれるのって、正直かなり嬉しいよ。