じかんの代償
気が付いたら朝だった。
あ、ただの夢だったのか……
と安心した。
寝室をから廊下に出て、玄関を見るといつもある姪っこの靴がなくなっていた。
こんな早くから、遊びに行ったのか?!



朝食を済ませ、宅建の参考書を開けた瞬間、携帯に着信が……

……兄からだった!!!!
電話に出る。
「和喜?驚かせてごめんな。」
間違いなく兄の声だった。
「今から家行っていいか?」
いいよとだけ伝え電話を切った……

……現実だった……………
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