悲しみの連鎖
−第十二章− 〜平行線、俺のすべき事〜
俺は
終わりだ
何もかも
どうしようもなく
嫌われてしまった…
もうダメだ…
卑怯だったからか
関係のない
真紀ちゃんを
巻き込んでしまった
からか…
せめて
二人の
仲だけは
守らなくては
俺が
どうにかしなくては…
行きそうな所を
ひたすら探す
「真紀ちゃん、いないか?」
「真紀ちゃん!!」
見つける
必ず見つけだす
見つけだして…