ご主人様はお医者様


甘く溶けてしまいそうなキス。


そんなキスに酔いしれていると、いつの間にかカットソーも、スカートも、一枚一枚脱がされていく――…。


やっぱり恥ずかしさは拭えない。



「……ねぇ、電気けそうよ」


「今日はダメ、けさない」



――へっ!?



「……今日はお仕置きだって言ったろ?


それに、小春の顔を見ていたいんだ」



――…うっ、そんなこと言うなんて///


反則!!!!




こんな調子で彬の甘いお仕置きは朝まで続く・・・



彬の愛を私の体にたくさん注いでもらった――…。



もう、ヤキモチなんて妬かないよ。


だってこんなに愛してもらえるんだもん。


2週間――ちゃんと待ってられる。




「彬を……信じて待ってるね……」


「ああ、心配になったらいつでも愛してやるよ」




心も体も満たされた私は、カナダへ立つ彬を笑顔で見送ることができそうだ。




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