逢いたい夜は、涙星に君を想うから。
あとがき



こんにちは!白いゆきです。



最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。



“夜明け前がいちばん暗い”という言葉がありますが、



“苦難のとき、終わりかけの時期が最も苦しい。それを乗り越えれば事態はきっと好転する”という意味の言葉で、この物語のテーマでもありました。



凜も琉生も……まさに夜明け前のふたりでした。



ずっと、夜明けなんて来ないと思っていた凜でしたが、



この物語を書きながら私は、傷つかずに生きていくことはできないけど、その傷を癒してくれるのも人なんだなって。



誰かに愛されることだけじゃなくて、自分が誰かを想う気持ちが、



つらいとき負けそうになる自分を助けてくれる、困難に立ち向かうチカラになることもあるんじゃないかなって思います。
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