獅子が招いてくれた恋
 
「登り坂だからケツを少し上げるよー!」

「「「はーい」」」


サンダル娘の声に従順な中学生娘。




あ、でも、サンダルおばさんだったらどうしよう…




「かなちゃん、次の休憩まで代わるよ。他の子と交代しながらみんなで肩替えてね」

「はい!」


俺の隣に居た中学生が消えると同時にサンダルの主が入ってきた。




「あの、御輿のお尻を上げたいんで、背中伸ばして下さい」

『あ、はい』


サンダルの主は俺と同じくらいの身長だった。




そしてサンダルではなく、白い鼻緒の草履を素足に履いていた。




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