図書室で・・・
加奈(カナ)は、高校で初めてできた友達・・・
いわば心友なのだ。
二人でたわいもない話をしながら
教室に入っていった。
教室に入って
ふとみるのは・・・白川君の席・・・
今日は、まだ来てないのか・・・
急に話さなくなった私をみて、
加奈は
「白川君?」
「ぁ・・・うん。来てないのか・・・みたいな?」
「相変わらず・・・変わんないね。ふふ・・・」
「へ?」
「ちょっとは話しかけてみればいいじゃん?」
「それが・・・難しい・・・」
「そっかそっか」
そして席に着きながらそんなことを話してると・・・
ガラっ・・・
「あ・・・」