僕の死に方
 さっきと同じ、寂れたリサイクルショップに辿り着く。
 藤見正信はちょうど買い物を終えたところらしく、小さめの買い物袋を提げて出てきた。
 見つからないよう、僕は慌てて物陰に身を隠す。
 彼は僕に気づく様子もなく、思いつめたような表情をしたまま去っていった。

 藤見正信が何を購入したのか、今更確認するまでも無いだろう。

 引き金は、引いた。
 あとは、彼の行動を待つばかりだ。
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