限られた時間
はじめての友達

入学式

入学式の朝・・・

「あず~!おきてー!」

お母さんのでかい声とともに起きる。

今日は入学式だ。

うちの北中は4つの小学校から来るんだ。

「うああ~。用意してねーし、やばっ。」

ドタバタ急いで用意・・・。

「あず~?行くよー。」


「えー!?は、はーい!今行くー」


そして学校。

「1年生多っ。220人で7クラスもあるし。

んで、うちのクラスはー?。。。。な、7組?最後じゃん。やだなー。」

お母さんは体育館行っちゃった。

で、うちのクラスー。ここか。

入った時緊張した。

前の子に話しかけないと。

「お、おはよー。うち、あずさって言うの。よ、よろしくね」

「うん!よろしくねー」

新しい友達ゲットー。この調子でいっぱい作るぞー。

新しい先生誰だろ。男?女?

楽しみー。

「みんな友達いるんだ。

うちの学校北中に行ったの少しだからな。あまり仲いい子いない。」

「キーンコーンカーンコンー・・・」

「はじめまして、私がせんせんです。」

話が続く。


あ、体育館行かんと。

さっきの子としゃべりながら。

なにしゃべればいいんだ?気まずい空気が続く。

話しかけてくれたのはあっちからだった。


「どこ小?」



「えっと、長小だよ。」

「ああー。そうなんだ。あたし赤田小なんだ。」

「おー。」

「長小ってさ楽しかった?」

「うんうん。めっちゃ。」


なんとか話せた。安心感と緊張感が。

ここ体育館か。中を歩く。

「広いー!」

先生紹介とか、部活紹介など。

「なに入ろう。テニスもいいし、陸上も」

って考えてたら式終わってるし。

「みんなと話かけよーっと・・・。」

放課の時間・・・

誰かにしゃべらないときまずいしな。





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