クリスティアナ
「っ……お前、バカ力だな……」


馬鹿笑いしていたキースの顔が歪む。



肩を押さえている。



「肩がどうかしたのか!?そんなに強く叩いていないはず……」



「脱臼したみたいだ」



「だ、脱臼?」



脱臼がなんなのか知らない俺は首を傾げる。



「大丈夫、すぐに入れる お前のせいじゃない」



そう言ったキースは左肩を右手で掴みダンッと地面に打ち付けた。



「ぐっ……」



かなり痛かったらしく、額から汗が流れている。



俺は思わず指で汗を拭っていた。



「大丈夫なのか?」



「ああ もう入った」



先ほどの苦痛に歪んだ顔から普通のキースに戻っていた。



< 148 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop