ミルクティー
私はウエディングドレスから朝着てきた服へ着替え陸の作業部屋に向かった。

部屋に入るとそこには陸、結衣さん、修矢さんが居た。

私の姿に気づいた陸。



「お疲れー雛那チャン♪」


「陸!!私ショーに出るなんて聞いてないよ」


「うん、言ってないもん♪」



悪びれる様子もない…



「海斗は?」


「まだだよ。
まぁ雛那チャンもこっちに来て座りなよ」



陸は私の分のイスを引いてくれた。



「そういえば…どうして陸は私のサイズわかったの?」



着替えている時に結衣さんが『1人で作っていた』って言っていたから気になっていた。

1回も採寸もしていない。



「サイズかぁ~…
あれ、本当はカンだったんだ。
本当は採寸した方がよかったんだけど…採寸したら雛那チャンにばれちゃうと思って出来なかったんだよ。
あっもちろん海斗は採寸ちゃんとしたから。

けど雛那チャンが着れてよかったよ」



知らなかった。

陸ってすごいな…

何もない真っ白の所からこんなにすごい服を何着も作って…











突然私達の後ろから声が聞こえてきた。







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