ミルクティー
「なーにが、よかっただ!」


「ゲッ…海斗」


「『ゲッ…海斗』じゃ無い!!全く…雛那ちゃんをショーに出すなんて俺聞いてないぞ」


「イヤまぁねほら、雛那チャンと海斗がよかったから2人が1番観客に受けていたって…」


「そんなのは別!」



私達、1番よかったんだ。

以外だな。

ただ歩いただけなのに。

いまだに海斗は陸に沢山お説教をしている。

そろそろ陸がかわいそうだな…



「海斗、それくらいにしてあげようよ。
私、楽しかったから…」


「まぁ雛那ちゃんがそう言うなら…」


「雛那チャーン、ありがとう♪」



表に出るまでは不安でイッパイだった私。

けど海斗がいると分かれば不安なんてどっかへ吹っ飛んでいった。

それに海斗に手の甲にキスしてもらった時…


ドキドキもしたけど




ポチャン

ミルクティーも落ちた。






「じゃあ陸、俺達はこれから出掛けるから」


「えっ…2人ともどこ行くの?」


「「水族館♪」」


「俺たちもじゃあ…」


「ついてくるなよ」



海斗の1言で黙っちゃった…


2人きりで水族館♪

楽しみ。




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