新人マネージャー恋しちゃう!?
俺らのいきつけの居酒屋、3人のはしゃぐ声が聞こえる。

その中にまた俺はいた。

「なんだ?次は嬉しい報告か?」

「コイツのことだからまた、なんかやらじゃしたんねぇーの?」

「はい残念。真の答えが正解。 実はないいことがあったんだよ」

そいうと翔太は“おもしろくねぇ~”と言わんばかりに顔をしかめた。

それと違って真は

「話してみろよぉ~」

と俺の求めてる言葉を言ってくれる。

「実はさ、俺が担当してるタレントがなTV初出演決まってん」

「「まじで!?」」

「おう」

さっきまで顔をしかめてた翔太も祝いの言葉を言ってくれる。

なんだかんだ言って、やっぱり俺のこと思ってくれてるのは

この二人だと改めて知った。

「っで、そのタレントの名前なんだっけ? えっと・・・」

「Miku。覚えとけよ」

「それだった。Mikuとは乾杯的なことしなくていいのかよ」

「あぁ、するよ」

今日、Mikuさんにそういう話を持ちかけたが

“今日は用事があるから明日ね”

と言われた。

「とりあえず、乾杯しよーぜ

店長ビール2個とカルピス1個」

「なんでカルピスやねん」

「だって、お前まだ19じゃん」

「っあああ!!!」

「なんだよ」

翔太の言葉で思い出した・・・・。

「明日・・・・俺の誕生日・・・」

そうだ。最近忙しくて忘れてた明日の10月10日は俺の誕生日だ。

「んじゃぁ、明日はいけそうにないから今日お祝いするか」

「そうだな」

店員が運んでくれた、ビールとカルピスで乾杯した。

「あれ?翔太じゃない?2年ぶりー」

「っあ、奈緒先輩!!」

奈緒先輩?誰だろう・・・

見知らぬ女の人がたっていた。





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