極悪非道な奴と楽天家な彼とニートの僕
こんな僕でも学生時代にはそれなりに友達もいて、それなりに楽しく過ごせてた
だが、社会に出た僕には友達すらできなくてイジメの毎日
友達に相談しようと思っても変なプライドで言い出せなかった
イジメられる日々が続き、僕が悪いんだって心に何度も言い聞かせる
僕がきっと何か気にくわないことをしてしまったんだ
そんな風に自分を攻めるようになっていた
毎日を苦痛にしか感じなかった
入社後1年で僕は会社に辞表をだして会社を飛び出した
その日から僕は部屋に閉じこもりネットに逃げた
19の春のことだった
そんな僕を父は最初怒っていた
だが今では何も言わず僕が動き出すのを待っている
母は常に優しく僕に問い掛けてくれる
なのに僕は自分の情けなさが滲み出して逆に怒鳴りつけたりしていた
そんな僕なのに母は変わらず優しく接してくれる
そんな両親の為にも
本気で自分を変えようと思った