小さな恋【完結】

胸の奥底で、何かがガタガタと震え出した。


息をする度に震えは上へと込み上げてきて、それは目まで到着すると、一気に零れ落ちた。


大知は、もうあたしに笑いかけてはくれない。



「ハハッ……あたし……何で泣いてるんだろう……」


震える体を抱きしめながら、そう呟くとひどく胸が痛んだ。



でも、それは大知を傷付けた結果で。


あたしは全ての痛みを受け入れて、涙を流し続けた。
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