小さな恋【完結】
「ハァ……マジ疲れた……」


リビングに入るなりソファにぐったりと体を預けた大知。


毎日、遅くまでバイトを入れている大知が心配になる。


「疲れてるみたいだね。大丈夫?」


「大丈夫。一応、中学の時は部活で体鍛えてたし?」


「そっか。あんまり無理しないようにしなよ?」


「おう。つーか、アイス食おうぜ?」


大知は思い出したように慌ててコンビニの袋からアイスクリームを取り出して、あたしに手渡した。

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