小さな恋【完結】
丸くて大きなパッチリとした二重の目が印象的な女の人。


笑うと頬にえくぼが見えた。


「初めまして……」


相手の様子を伺ないながら頭を下げると、女の人はニコッと眩しいほどの笑みを浮かべた。


「一哉、彼女出来たんだね?ちょっと安心した」


「……」


「あれから、ずっと気になってたの。でも、幸せそうで良かった」


「……んだよ、それ」


「え?」


「……――なに勝手なこと言ってんだよ!!」


大きな瞳をさらに大きく見開いて驚いた彼女を一哉は睨みつける。
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